米国カリフォルニア・スタンフォード大学、スーザンL.カーマイケル博士らが、“1997年~2005年の間に出産された子供の先天性欠損症を発症するリスクと母親の食事の質”について調べた結果、胎児の先天性欠損症である『神経管欠損症(NTDs)』や『口腔顔面裂』は、妊娠中の母親の食生活(野菜・果物・全粒穀物を主とした、高品質な食事)によってリスクを低減させることが可能であることが明らかになった。詳しく見てみると、『米農務省の食事指針』と『地中海式食事指針』(野菜と果物、全粒穀物、豆類、ナッツ類、魚を多く食べ、適量の赤ワインを飲み、全脂肪乳製品・牛や豚のような赤肉を避ける食事法)がこれにあたるという。このような食事指針に基づいた健康的な質の高い食事をしていた母親は、子供の無脳症リスクが51%減少。また、口蓋破裂症の発症リスクが34%減少したとのこと。 また、研究員は「妊娠前後の食事の質向上や栄養を強化し、“マルチビタミン”の摂取を推奨すべき」と発表している。2011.11.26美レンジャー
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