米農務省農事試験場Arkansas Children’s Nutrition Centerの科学者であり、University of Arkansas for Medical Sciencesの研究教授を務めるR. Terry Pivik氏は、8歳~11歳の健康な子ども81人に対し算数のテストを実施した。子どもたちには朝、40分の休憩を挟み2つの試験を受けてもらったが、休憩中半分の子どもには朝食を摂ってもらい、残り半分の子どもは何も食べずに2つ目のテストを受けてもらった。また子どもたちがテストを受けている間、彼らの脳波を記録し脳内の働きを観察した。その結果、休憩中朝ご飯を食べなかった子どもたちは、暗算の際努めて頭を働かせていると判明し、テストに集中するために余計な努力が必要であることもわかった。それに比べて朝食を摂った子どもたちは、それほどの精神的努力の必要もなく集中してテストに臨んでいたという。また朝食を食べた後の方がテストの点数がアップしたとも。2013.12.9 IRORIO
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