食べるという行為は、多数のさまざまな感情によって誘発されるが、参加者の心が穏やかで落ち着いているときには摂食行為の回数は少ない。ストレスと感情に基づく摂食行為に対して、提案された呼吸エクササイズがどの程度効果的だったか、アンケートを通じて評価が行われた。「摂食の引き金となる感情に、より気付くことができるようになった」と答えた参加者は87.5%にのぼった。ただし、その結果として摂食行為に変化があったと報告した人は37.5%に留まった。そこで人々から、呼吸エクササイズ以外の摂食防止策を提案するための提案が集められ、気を紛らわす面白いコンテンツの使用、瞑想、「頭の体操」的なクイズ、友人に来てもらうよう電話するなどの案が出された。3番目の研究では、装着者の感情状態をモニターする「ブラジャー組み込み式のウェアラブル・センサーシステム」が開発された。これは、心電図(EKG)と、肌の汗の量を示す皮膚電位(EDA)のデータを収集するものだ。EKGセンサーパッドは肋骨に対して心地よくフィットするように設計され、汗の量を計測するEDAセンサーはブラカップの内側に取り付けられた。2013.12.9 WIRED
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