順天堂大学医学部附属順天堂医院の小林弘幸教授(総合診療科)「秋から冬にかけては仕事のパフォーマンスが落ちやすい。疲労を感じやすく、免疫力の低下や自律神経の不均衡が原因で、感染症にかかりやすいからです。そして今年の夏は特に記録的な猛暑で自律神経がやられてしまい、災害の頻発でストレスを感じる人が多かったです。経済が上向いたと言われていても、現場は実感できず、それらの要素がボディーブローのように体にダメージを与えているケースが多く見られました」。対策として「第1に、早寝早起きで睡眠時間を確保する。第2に、夜のPCやスマートフォン(スマホ)などの操作は一切やめる。第3に、深酒と夜の食べ過ぎを控える。第4に、朝食を絶対に取る。第5に、シャワーで済ませないで必ず浴槽に入って20分間お湯に浸かる。お湯の温度は40度に設定する。このようにして生活習慣を立て直さないと、年末から年始にかけて今度はボディーブローでなく、カウンターパンチを喰らってしまい、年明け早々から寝込むことにもなりかねません。さらに12月は宴会なども増え、太りやすい時期なので、逆に体重を2kg落とすことを目標にするとよいでしょう」2013.12.10 Bisiness Journal
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