ゲームに没頭するあまり睡眠時間の減少や疲労などによりゲーム以外の生活面に悪影響を及ぼしたり、人間らしい生活を営むことが困難になる状態はゲーム依存症と呼ばれ、海外にはリハビリ施設まであります。ゲームの中でも、特に依存症に陥りやすいと注視されているのがファーストパーソン・シューティングゲーム(略称:FPS)と呼ばれるジャンルのゲームである。ハンガリーの心理学者であるミハイ・チクセントミハイ氏によると、ゲーマーたちがFPS中毒になってしまう理由は、派手な映像や暴力的な描写などではなく、FPSをプレイすることによって作り出される「フロー」と呼ばれる精神状態にあるという。フローとは、人間がそのときしていることに完全に浸り、極度の幸福感を生み出す精神状態のことで、ギャンブルやチェスのプレイ中や、登山中などに発生。フローを一度味わってしまうと快感を忘れられず、その行動を何度も繰り返すようになってしまう恐れが生じるという。2013.12.11 Gigazine
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