枡野俊明氏著『心配事の9割は起こらない 減らす、手放す、忘れる「禅の教え」』(三笠書房)によると、「有り余る情報が判断力を弱めている」ことがあるとのこと。悩んでいると眠れなくなって、ニュースサイトやSNSを見続けることもある。でも、新しい情報を知る快楽のような刺激を求めて、本来は必要ない情報まで過剰摂取している感覚はないだろうか。禅の修行に「夜坐(やざ)」というものがあり、心を静めてから床につくことが毎日の決まりとなっているという。夜に考えごとをすると、不安や悩み、心配事の全輪郭が鮮やかとなり、振り払うのが困難になりがち。そこで、夜は意識して情報を遮断し、入浴やアロマなどでリラックスして、良い睡眠を取りたい。翌朝には「頭が整理され、判断に迷うことがなくなった」という状態になれるそう。2013.12.15 ダ・ヴィンチ
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