カフェインと幻聴との関係について研究をおこなったのは、オーストラリアにあるラ・トローブ大学の研究チーム。研究では、92名の被験者に、テレビの砂嵐のような雑音を聞かせて、「ビング・クリスビーの“ホワイトクリスマス”が聞こえてきたら、教えてください」とお願いしました。すると、雑音を流している間、ストレスのたまっている人、あるいは、カフェインを過剰摂取している人ほど、「聞こえてきた」と報告する回数が多かったとのこと。実際には雑音だけで、曲など全く流していなかったにもかかわらずです。この研究結果について、同大学のサイモン・クロウ教授は以下のように述べています。「大きなストレスは精神疾患の原因となりますし、また、カフェインは幻覚を引き起こす可能性のあることが過去の研究で判明しています。つまり、ストレスとカフェインが重なると、幻覚や幻聴のような精神疾患の症状を引き起こすリスクが高くなるのです」2013.2.7 WooRIs
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