理化学研究所(理研、野依良治理事長)は、マウスを使い、脳の記憶形成の中枢である海馬の部位で最も解明が遅れていた領域「CA2」を多角的な手法を使い正確に同定しました。さらに、CA2を介した新しいトライシナプス性の記憶神経回路を発見し、逆に、存在すると主張されてきた回路が、実は存在していないということも証明しました。これは、理研脳科学総合研究センター(BSI、利根川進センター長)RIKEN-MIT神経回路遺伝学研究センター(CNCG)利根川研究室の小原圭吾リサーチサイエンティスト、ミケレ・ピグナテーリ博士研究員、アレックス・リヴェスト博士研究員、利根川進センター長(米国マサチューセッツ工科大学、CNCGディレクター)などが、理研バイオリソースセンターの小幡裕一センター長らと行った共同研究の成果です。2013.12.19 理研
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