アムステルダム大学では、人が予想外の拒否にあった時のカラダの反応をみるという研究が行われ、偶然にもそれが心にも影響を及ぼすことがわかりました。この研究で行われたのは、実験の被験者らが初対面の何人かと連続で対面し、その人たちが自分を好ましく思ってくれるかどうかを予想するという実験でした。予想の後に、被験者らは実際に会った人それぞれから反応を伝えてもらいます。このフィードバックを受けている時、被験者らは予期せぬ拒絶に合うと、それに呼応するように心拍数はかなりゆっくりになり、そして基準値へと戻ります。これらの結果から、予期せぬ社会的拒絶への対処に副交感神経系がかなり作用しているという事がわかりました。副交感神経系はカラダの多くの機能を司っており、本人の意志でコントロールができる類のものではありません。副交感神経が作用する機能の中には性的刺激や体内消化や心臓の動きなどの体内器官の制御も含まれています。2013.12.31 lifehacker
参考文献 The Heartbrake of Social Rejection Heart Rate Deceleration in Response to Unexpected Peer Rejection – Psychological Science
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