研究と倫理 科学研究で得られたデータの8割が20年以内に喪失しているという調査結果が明らかに

カナダのブリティッシュ・コロンビア大学の研究グループはこのたび、科学研究によって得られたデータの大部分は、論文が公開されてから一定の時間が経過することで消失してしまっているというショッキングな調査結果を発表しました。この調査結果は、世界的なトップジャーナル「Cell」の系列誌である「Current Biology」に、今月19日付けの論文として掲載されたもの。研究を主導したTimothy Vines氏らは、1991年から2011年にかけて実施された516の研究に関して、論文に掲載されているデータのオリジナル元にアクセスを試みています。その結果、論文が公開されてから2年後までは、ほぼ全てのデータへのアクセスが可能であったものの、その翌年には17%が確認不可能となっており、20年後には実に80%ものデータが「行方不明」となっていることが判明したそうです。2013.12.31 ガジェット速報


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