就職支援担当責任者に取材することができたニューヨーク大学、ブランダイス大学、ロチェスター工科大学、パデュー大学の4校の回答は一致していた。企業側は成績を重視している。学生たちは大学入学というハードルを越えたからといって授業に手を抜いても大丈夫と思ってはいけない。これらの大学の就職支援担当責任者は、企業側は評定平均値に3以上を望み、多くは最低ラインを3.5としていると話す。また、会計やプロフェッショナルサービス大手、アーンスト・アンド・ヤングで採用活動を指揮するダン・ブラック氏は、「採用活動で成績は重要だ。学生の技術的な能力や仕事をするうえでの適性を把握する、我々が知りうる少ない指標の1つだからだ」と言う。パデュー大学の就職支援担当、ティム・ルザデール氏はゼネラル・モーターズやフォード、ジョンディア、キャタピラーなどの製造業各社は大学キャンパスでの採用活動の際に学生の成績を確認するといい、「評定平均値を入り口として使い採用活動をする」と述べた。2014.01.09 日本経済新聞
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