金沢大、ナルコレプシーの症状を抑制できる神経メカニズムを解明

今回の研究では、脳の睡眠と覚醒の切り替えを制御するオレキシン産生神経細胞から放出されたオレキシンを受け取り、覚醒を安定化させる2つの神経回路が発見された。具体的な実験手法としては、オレキシンを受け取る受容体を失いナルコレプシーの症状を示すマウスに対し、青斑核と呼ばれる脳領域にあるノルアドレナリン産生神経細胞のみでオレキシン受容体を回復させたところ、睡眠発作が減ることが確認されたほか、背側縫線核と呼ばれる別の脳領域にあるセロトニン産生神経細胞のみでオレキシン受容体を回復させたところ、情動性脱力発作が殆ど起こらなくなることを確認したという。2014.1.10  マイナビニュース


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