不安な時ほど、人を好きになってしまう理由とは？「ウォルスターの実験」

社会心理学では、人間の恋愛感情における深層心理がどのような状況で変化するかという実験が頻繁に行われており、その結果が報告されています。自分の恋愛感情をある程度コントロールするためには、これらの実感から導き出された結論を、一般常識として知っておくことも有益でしょう。著名な心理学者であるウォルスターは、学生を使って次のような実験を行いました。性格診断テストの結果を受け取りに来た女子学生にサクラの男子学生がデートに誘うという内容の実験です。その結果は、性格診断テストの結果が悪かった女子ほど、男子のデートに応じていた、というものでした。ウォルスターの実験結果は、「人は気分が落ち込んでいる時ほど恋愛感情が起きやすい」というもので、これは心理学用語で「親和欲求」と呼ばれています。つまり、人は不安的感情やマイナスの心理状態にある時に、その不快な情緒を回復させる目的で異性を近づける傾向があるということですね。2014.1.20  アメーバニュース


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