医学雑誌の狭き門と、医学書でない一般書  医師 長尾和宏先生

医学雑誌にも、いわゆる格づけが厳然とあります。一流雑誌から四流、五流雑誌まで様々なものがある。一流雑誌の合格率は低く、狭き門です。各雑誌には、一流の審査委員がいて、厳しくチェックされます。追加検討や論文の修正を求められることがよくあります。それで初めて合格(アクセプト)となれば祝杯をあげます。各医学雑誌にはインパクトファクターが決められています。大学の偏差値のようなものです。偏差値と同様、公開されていて国際的な指標です。医学部教授になるには、まずは自分のインパクトファクターでの勝負から始まります。もちろん他の要素もありますが。だから手術が下手でも、この数字が高ければ教授になることも。医学雑誌に掲載された論文のことをエビデンスと言います。医学雑誌は、一般の書店等では流通していません。ですから一般の方が目にすることは普通、ありません。2014.1.23 apital


関連記事

広告募集!

PSYlaboではPCサイト、スマートフォンへの 広告掲載を承っています。 ぜひとも広告宣伝活動にご活用ください。 詳細はこちらからお問い合わせください。

情報提供

求人、ニュース、学会や研修会のお知らせ、多くの方に見てほしい情報、お問い合わせ等、こちらの情報提供からご連絡ください!

記事投稿の募集

PSYlaboでは、多くの方の意見を反映するため、投稿記事を募集しています。みなさまからのご応募をお待ちしております。詳しくは詳細はこちらからから。
ページ上部へ戻る