ニートの進路決定をデータ分析により支援
- 2014/1/30
- ニュース
日本IBM(本社:東京都中央区、社長:マーティン・イェッター)は、社会的自立が困難な状態にある無業の若者に、職業訓練や職業体験などを提供している特定非営利活動法人育て上げネット(所在地:東京都立川市、理事長:工藤啓、以下 育て上げネット)に対し、IBMが全世界で展開するIBM Services Grantsという社会貢献活動の一環として、データ分析の支援を開始しました。
育て上げネットでは、これまで支援者の経験や専門性をもとに支援方法や方針を判断してきていましたが、過去の事例や熟練支援者のノウハウなどは暗黙知のまま体系化されておらず、支援方針が属人化する傾向がありました。
そこで今回、育て上げネットと日本IBMは、育て上げネットがこれまで蓄積してきた支援データにデータマイニングの技術を適用し、支援の効果性が認められるパターンやルールの抽出を行うことで、支援方針の策定をより効果的にしていくための取り組みを開始しました。2014.1.28 IBM