140人に行ったある実験が、心理学の雑誌に掲載されました。これによると、なぜ自分自身がよい同僚になれるか、説得力のあるスピーチを人々の前でするよう被験者に準備を指示。さらに緊張する状況を作るため、スピーチはビデオで録画され、審査員によって評価されることも被験者に告げられました。そして実際のスピーチの前に「I am excited(私は興奮しています)」 あるいは「I am calm(私は落ち着いています)」と言うように指示して実際のスピーチを実施したところ、「I am excited」と言った人の方がスピーチが長く、説得力のあるものになったのです。同様に、難しい数学のテスト前に「try to get excited(興奮しなさい)」あるいは「try to remain calm(落ち着くように)」と書かれたフレーズを読んだ人を比較したところ、後者よりも前者の方がテストの点数が良いという結果が生まれました。また歌を歌う前に「I am calm/ angry /sad(落ち着いています/怒っています/悲しいです)」と言った人はカラオケのスコアが平均69点、「I am anxious(心配です)」と言った人は平均53点で、「I am excited」と言った人の平均80点に対し、大きく差が出たのです。2014.2.4 美レンジャー
トップページに戻る
Copyright © PSY labo All rights reserved.