アメリカではおよそ40年にわたり「National Health and Nutrition Examination Survey(NHANES)」という、米国民に対する大規模な健康調査が行われています。今回、フロリダ大学らが行った研究では、2005年から2006年に行われたNHANESのデータを使用。「タバコを吸っている」、「以前は吸っていたが禁煙した」、「タバコを吸わない」の3グループに分類して、睡眠に関する問題が喫煙に関係があるかを調べました。その結果、「タバコを吸っている」人たちのうち、11.9%が寝付きが悪いことがわかりました。また、夜中に目が覚めるとする人は10.6%、寝起きが悪いという人は9.5%いました。一方、これらのそれぞれの数字は「タバコを吸わない」人たちの方が低かったそうです。また、タバコを1本吸うごとに睡眠時間が1.2分少なくなり、「以前は吸っていたが禁煙した」人たちでは睡眠の状態が著しく改善していたことがわかりました。1日1箱吸う人ならば、24分も睡眠時間を削っていることになります。2014.2.6 QLife Pro
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