飲んだら進む認知機能の低下 10年で2.4年分多く

中年男性がアルコール量で1日平均36g以上(日本酒換算で約1.5合以上)飲酒すると、認知機能が低下する速度が10年間で2.4年分早まるという論文が公表された。ロンドンのホワイトカラーの公務員の男性5054人と女性2099人を対象に、調査を行った。質問票による調査を約10年間で3回くりかえし、飲酒の状況をたずねた。その後の約10年間で質問票調査をさらに3回くりかえし、4種類の認知機能の検査を行った。1回目に認知機能を調べたときの対象者の平均年齢は56歳だった。認知機能は、1種類の検査で「短期記憶」を、3種類の検査で「実行機能(物事の段取りを立てて効率的に実行する能力)」を、短期記憶と実行機能の4種類の検査結果の合計で「総合点」を、それぞれ点数化。さらに、10年間でどれだけ下がったかを偏差値換算で計算した。その結果、男性全体では、短期記憶が2.8、実行機能が3.9、総合点が4.2それぞれ低下していた。2014.02.07 apital


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