悪用厳禁の心理効果「間歇強化(かんけつきょうか)」とは

「間歇強化(かんけつきょうか)」(間欠強化とも)とは、心理学用語で、確実にもらえるとき以上に成功報酬がもらえる頻度が少ないほど、もらえたときの快感が大きくなり、その余韻を味わうために、何度も継続してしまうという心理原則です。簡単に言うと、毎回報酬がもらえるときよりも、時々報酬がもらえることの方が人間はのめり込みやすいということです。アメリカの心理学者スキーナが、レバーを押せばエサが出てくる装置Aと、押したらたまに出てくる装置Bを使ってマウスの実験を行いました。実験は、何回かボタンを押した後にどちらもエサの供給をやめるという条件で行われました。Aの装置のマウスは、連続で出ていたエサの供給が止まるとすぐにボタンを押すのを止めました。一方、Bのマウスはたまにも出てこなくなったあとでも、レバーを押し続けました。この実験で、毎回もらえる報酬よりも、たまにしかもらえない報酬のほうが熱中しやすいという事がわかりました。2014.2.16  Peachy


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