アルツハイマー病にかかるリスクを抑えるたんぱく質の働きを、東京大薬学系研究科の富田泰輔准教授らの研究グループが明らかにした。アルツハイマー病の原因とされる異常たんぱく質をできにくくする役割があるという。予防法の開発につながる可能性がある。グループが注目したのはカルムというたんぱく質。このたんぱく質の働きが弱い遺伝子タイプをもつ人は、そうでない人に比べて発症の確率が13%ほど低いことが、これまでの海外の研究で判明している。ただ、たんぱく質の働きはよくわかっていなかった。2014.3.1 朝日新聞
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