【東京】《事例検討と講義》司法分野における カウンセラーの貢献とは? ― DV被害者離婚裁判での意見書執筆と面接サポート10/7
- 2018/7/25
- 研修会
日本カウンセリング学会東京支部会・第20回公開研修会
公認心理師資格が現実のものとなり、カウンセラー・心理士が社会のニーズに応えることが一層望まれています。例えば、司法領域で求められるものの一つが、裁判・家庭裁判所の調停の際の面接サポートや意見書執筆です。今回、加害者からの攻撃により被害者が極度な不利に陥っていた状況を覆したDV離婚裁判のケースを報告します。さらに、ケースについての質疑応答だけでなく、カウンセリングと裁判中の面接サポートの違い、DV被害者の動揺や裁判プロセスに応じた配慮、弁護士との望ましい連携の仕方、意見書執筆の様々な工夫についてもレクチャーされます。今後、ますます注目が予想される司法領域でのカウンセラー・心理士の貢献について、関心のある方はぜひご参加下さい。
日時:
2018年10月7日(日)13:00~16:00
会場:
大東文化会館(東武東上線東武練馬駅1分)
板橋区徳丸2-4-21
講師:
草柳 和之 (大東文化大学非常勤講師/メンタルサービスセンター代表・カウンセラー)
※終了後、場所を変えて懇親会が行われますので、ふるってご参加下さい。
参加費:
学会東京支部会会員無料、非会員1000円
主催・申込み:
日本カウンセリング学会東京支部会 jacs_tokyo@hotmail.co.jp
⇒ 件名に「10月7日・公開研修会に参加希望」と記した上で、氏名/所属/支部会会員・非会員の別/を記入し、Eメールでお申し込み下さい。(当日参加も可)
■| 講師・草柳 和之:紹介 |■
大東文化大学非常勤講師.メンタルサービスセンター代表・カウンセラー.長年、DV被害者支援に携わると同時に,日本で初めてDV加害者
更生プログラムの体系的実践に着手, その方法論の整備,専門家研修の提供等により,この分野をリードしてきた. 日本カウンセリング学会
東京支部会・運営委員.著書に『ドメスティック・バイオレンス』(岩波書店),共著『平和を創る心理学』(ナカニシヤ出版)他,多数.
家庭裁判所・国の研究機関・自治体・弁護士会・大学・学会等から,幅広く講演や研修会の依頼を受けており,その優れた研修指導は多くの人
々から支持されている.日本カウンセリング学会認定カウンセラー.NLPマスター・プラクティショナー. 長年のDV問題の先駆的取り組み
が評価され、社会貢献支援財団より、平成27年度社会貢献者表彰を受賞した。