【東京・大阪】フィンランドと日本でのオープンダイアローグの違い 〜日本でのオープンダイアローグ可能性を拡げるために〜:一般社団法人国際心理支援協会 12/2, 12/16
- 2018/11/9
- 研修会
フィンランドと日本でのオープンダイアローグの違い 〜日本でのオープンダイアローグ可能性を拡げるために〜
[場所・日時詳細]
[東京会場]
日時:12月16日(日)13時開場、13時半〜16時半
場所:フォーラムエイト(東京都渋谷区道玄坂2-10−7)
定員:180名(着席可能人数)
料金:1,000円
演者:浅井伸彦(一般社団法人国際心理支援協会, 株式会社Cutting edge)
[大阪会場]
日時:12月2日(日) 13時開場、13時半〜16時半
場所:国際心理支援協会内(大阪府大阪市北区西天満6-2-14-602)
定員:60名(定員超過の場合、場所変更の可能性あり)
料金:1,000円
演者:浅井伸彦(一般社団法人国際心理支援協会, 株式会社Cutting edge)
お申込み方法:
東京 https://ws.formzu.net/fgen/S48835210/
大阪 https://ws.formzu.net/fgen/S87263724/
オープンダイアローグは、家族療法から発展したアプローチのひとつですが、最近書店でもよく見かけるようになってきました。統合失調症をはじめとした様々な問題、精神症状、人間関係の悩みへ有効なアプローチとされています。
その特徴的な方法から、日本では実践が難しいのではないか?という声が多く聞かれますが、日本の文化や制度、臨床に合う形でオープンダイアローグのエッセンスを用いることは可能だと考えられます。
これまで、イタリアやイギリス、フィンランドなどでしか英語やフィンランド語での公式トレーニングが行われていませんでした。この度、弊法人の浅井がオープンダイアローグの公式トレーナー(アジアでは初)となったため、2019年度以降にトレーニングコースなどを実施していくことを見越して、まずは以下のような1000円の入門セミナーを設置いたしました。
本セミナーにご参加いただいた方には、トレーニングコースを希望される際に優先的に配慮させていただく予定です。
オープンダイアローグのエッセンスを活かし、日本での個人臨床・家族臨床・地域臨床、そして日常の人間関係をよりよくしていきませんか?
[概要]
フィンランドの西ラップランド地方で、急性期の統合失調症のケアを中心として行われ続けているオープンダイアローグ。オープンダイアローグを教えるトレーナーを養成するためのトレーニング(フィンランド)においても、日本だけでなく、それぞれの国の事情や文化に応じた形で取り入れていくことが大切とされています。
当然、フィンランドと日本における精神医療システム、各種法制度、福祉サービス、その他資源の活用の仕方や国民の認知は大きく異なり、「フィンランド人と日本人の国民性は似ている」とされながらも、当然異なる部分も多く存在します。では、日本においてどのような形でオープンダイアローグそのもの、あるいはオープンダイアローグの秘訣を医療や福祉、心理支援の中に取り入れていけるのでしょうか。
演者である浅井は、2016年12月から始まったオープンダイアローグのトレーナーズトレーニングの課程を2018年9月に修了しました。その課程で行ったオープンダイアローグにフィンランド-日本の国別比較調査を用いて、ダイアローグに対する捉え方の違いをお伝えし、来年度以降での認定オープンダイアローグトレーニングについてご紹介をしていきたいと考えています。