【東京】日本個人心理学会 第1回 研修会 「アドラー心理学にもとづくコンサルテーションの理論と実践」
- 2019/7/11
- 研修会
日本個人心理学会 第1回 研修会
「アドラー心理学にもとづくコンサルテーションの理論と実践」
講師:
箕口 雅博 先生(立教大学)、浅井 健史 先生(明治大学)
日時:
2019年11月9日(土)13:30~16:30
会場:
東洋学園大学 1号館2階フェニックスホール
住所:
〒113-0033 東京都文京区本郷1-26-3
受講料:
会員 (事前振込)4,000円 /(当日)5,000円
非会員(事前振込)5,000円 /(当日)6,000円
学生 (事前振込)2,000円 /(当日)3,000円
◆内容
コンサルテーションとは、カウンセラー(コンサルタント)がクライエントを取り巻く重要な人物(コンサルティ)と協議や助言をしながら、間接的にクライエントを支援する方法です。コンサルテーションはクライエントが生きやすい社会環境を創り出す、臨床心理学的地域援助の主要な方法であり、カウンセラーにはその理論とスキルを習得することが求められます。
アドラー心理学は長年にわたり、学校現場で教師や親を支援するコンサルテーションを発展させてきました。私たちはアドラー心理学とコミュニティ心理学を学び、両者の統合を目指す立場から、アドラー心理学にもとづくコンサルテーションに関心を持っています。そして5月には、「学校コンサルテーションのすすめ方-アドラー心理学にもとづく子ども・親・教職員のための支援(ドン・ディクマイヤー・ジュニア、ジョン・カールソン、レベッカ・ミシェル(共著) 遠見書房)」という書籍を翻訳出版させていただきました。
本研修では、アメリカで発展したアドレリアン・コンサルテーションに、私たちが臨床実践や研究を通して工夫した部分を加えて、アドラー心理学にもとづくコンサルテーションの発想と具体的な支援方法を学びます。
◆研修の流れ
・コンサルテーションとは何か?
・アドレリアン・コンサルテーションの理論と思想
・アドレリアン・コンサルテーションの実践モデル
・ロールプレイによるコンサルテーション実習
◆講師略歴
|箕口雅博 先生(みぐち・まさひろ)
立教大学名誉教授,元同大現代心理学部/現代心理学研究科教授,
IP心理教育研究所・代表,
臨床心理士,
慶應義塾大学社会学研究科教育心理学専攻修士課程修了。
◇専攻:コミュニティ心理学,臨床アドラー心理学,多文化間心理学。
◇主な著書:『コミュニティ・アプローチの実践―連携と協働とアドラー心理学』[編著](遠見書房),『改訂版 臨床心理地域援助特論』[編著](放送大学教育振興会),『よくわかるコミュニティ心理学』[共編](ミネルヴァ書房),『コミュニティ心理学ハンドブック』[共著](東京大学出版会),『臨床心理学的地域援助の展開―コミュニティ心理学の実践と今日的課題』[共著](培風館),『臨床・コミュニティ心理学―臨床心理学的地域援助の基礎知識』[共編](ミネルヴァ書房),『ワードマップ・コミュニティ心理学』[共著](新曜社)など。
|浅井健史 先生(あさい・たけし)
明治大学文学部心理社会学科 兼任講師,
国際交流基金日本語国際センター カウンセラー,
臨床心理士,
専修大学文学研究科心理学専攻博士後期課程 単位取得退学。
◇専攻:アドラー心理学,コミュニティ心理学,グループアプローチ。
◇主な著書:『思春期・青年期支援のためのアドラー心理学入門』[共著](アルテ),『コミュニティ・アプローチの実践-連携と協働とアドラー心理学』[共著](遠見書房),『よくわかるコミュニティ心理学』[共著](ミネルヴァ書房),『ワードマップ・コミュニティ心理学』[共著](新曜社),『ありがとう療法-総合編』[共著](愛育社),『新臨床心理学』[共著](八千代出版)など。